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ストラテジ系21 / 25問

プロジェクトマネージャ試験 令和6年度 秋期 午前II 問21

経済産業省が公表した"AI・データの利用に関する契約ガイドライン 1.1 版"における、AI 技術を利用したソフトウェアの開発・利用に関するユーザーとベンダー間の契約についての記述のうち、適切なものはどれか。

選択肢を押すと答え合わせができます。

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【正解】ウ

AI技術を用いる開発では、学習データの品質や量によって性能が変わり、開発当初に完成品の性能を確定しにくいという特徴があります。さらに、ユーザーが提供するデータと、ベンダーがもつ学習手法・ノウハウの双方に価値があります。そのため、成果物の権利、データの利用範囲、期待した精度が出なかった場合の責任などについて、当事者の理解が不足したまま交渉すると、要求の対立や条項の見落としが生じます。こうした分野では契約実務の蓄積が十分でないことが、紛争などの法的問題を招く一因になるので、ウが適切です。

アの「権利関係や責任関係が全て法律で規定されている」は誤りです。法律だけで個々の開発条件を網羅することはできず、当事者間の契約で利用条件や責任分担を定める必要があります。 イの「提供データは公表データだけなので考慮不要」は誤りです。業務データや顧客データなど、経済的価値や秘密性をもつデータも利用されるため、目的外利用、秘密保持、第三者提供などを契約で検討します。 エの「ガイドラインが法的拘束力を有する」は誤りです。ガイドラインは契約交渉の考え方やモデルを示す参考資料であり、それ自体が当事者を法的に拘束する法令ではありません。

【ポイント】 ・AI開発では、成果や精度を事前に完全保証しにくい点を押さえます。 ・データ、学習済みモデル、ノウハウの権利と利用条件を明確にします。 ・ガイドラインは契約作成を支援する指針であり、法令そのものではありません。

出典:令和6年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問21
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。

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