AWS DVA-C03への改定が発表されました。現行DVA-C02の最終受験日は2026年11月30日、新版DVA-C03のGA開始は12月1日です。登録受付は10月27日から、全言語で始まります。
新版の出題分野と配点も、AWSの公式ブログですでに公表されています。4分野の枠組みは変わりませんが、トラブルシューティングの比重が増え、AIのセキュリティやコンテナが新たに範囲に入ります。
以下では、確定した日程と新しい配点を整理したうえで、最終日より前に来る実質的な締め切りを日数で示します。C02で走り切るか、C03に切り替えるか。判断に必要な材料をそろえます。
日程と配点が確定——C02は11月30日まで、C03は12月1日から
AWSの認定ページのバナーは、現在「The last day to take the current exam (DVA-C02) is November 30, 2026.」と表記しています。2026年9月の公開当初は、バナーで現行版のコードが「DVA-C03」、最終日が「12月1日」と書かれ、公式ブログと食い違っていました。現在はブログと同じ日程にそろっています。
公式ブログは、C03の配点もあわせて示しています。分野名は「デプロイ」が「テストとデプロイ」に変わり、配点は次のとおりです。
| 分野 | DVA-C02 | DVA-C03 |
|---|---|---|
| 1. AWSのサービスによる開発 | 32% | 30% |
| 2. セキュリティ | 26% | 26% |
| 3. デプロイ(C03は「テストとデプロイ」) | 24% | 22% |
| 4. トラブルシューティングと最適化 | 18% | 22% |
内容面では、全分野にまたがるAI支援開発(コード生成やレビュー、テストの自動化、エラー分析など)、AIのセキュリティを扱う新しいタスク2.3、Amazon ECR・ECS・EKS・Fargateを使ったコンテナの管理が加わります。新たに範囲に入る主なサービスは、Amazon Bedrock、Amazon Bedrock AgentCore、Amazon Q、Kiro、Amazon Data Firehose、AWS PrivateLinkです。一方、プロンプトエンジニアリングやRAGの設計、AIモデルの選定は範囲外とされています。
全タスクの一覧と各タスクの詳細は、10月27日公開予定の試験ガイドで出そろいます。
| 項目 | 内容(2026年10月5日時点) |
|---|---|
| DVA-C03の登録開始 | 2026年10月27日(全言語) |
| DVA-C02の最終受験日 | 2026年11月30日 |
| DVA-C03のGA開始 | 2026年12月1日 |
| 試験時間 | 130分(C02から据え置き) |
| 問題数 | 65問(採点対象50問+採点対象外15問。据え置き) |
| 合格スコア | 1,000点中720点(据え置き) |
| 受験料 | 150 USD(据え置き) |
| 出題分野・配点 | 公表済み(開発30%・セキュリティ26%・テストとデプロイ22%・トラブルシューティングと最適化22%)。タスク単位の試験ガイドは10月27日公開 |
外枠はC02から動きません。130分・65問・合格720点・150 USD。配点もすでに分かっているので、C03を受けると決めた人は、比重が増えるトラブルシューティングと新テーマのAIセキュリティ・コンテナから先に手をつけられます。残る全タスクの一覧と詳細は、10月27日公開予定の試験ガイドで出そろいます。
どちらの版で受けるにしても、まず確かめたいのは自分の到達度です。4分野のどこで落としているかを問題を解いて数字にしておけば、C02で走り切るか、C03で増える分野に時間を回すかを判断できます。
現行DVA-C02の中身:65問・130分・合格720点
11月30日までにDVA-C02で受けると決めたなら、対策対象は現行版の範囲です。AWS公式の試験ガイド(バージョン1.3)と認定ページが示す仕様は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験コード | DVA-C02 |
| 問題数 | 65問(採点対象50問+採点対象外15問) |
| 試験時間 | 130分 |
| 出題形式 | 択一選択問題/複数選択問題 |
| スコア | 100〜1,000の換算スコア(合格スコア720) |
| 受験料 | 150 USD |
| 実施言語 | 英語・日本語・韓国語・ポルトガル語(ブラジル)・中国語(簡体字)・スペイン語(ラテンアメリカ) |
| 推奨経験 | AWSを使ったアプリケーション開発・保守 1年以上 |
| 有効期間 | 3年間 |
出題は4つのコンテンツ分野で構成されます。配点は「AWSのサービスによる開発」32%、「セキュリティ」26%、「デプロイ」24%、「トラブルシューティングと最適化」18%。開発が3割超を占める一方、セキュリティが4分の1超を占めています。Lambda・DynamoDB・API Gatewayの実装に寄せた学習だけでは、IAMやKMSが問われる26%の分野で失点しやすくなります。
もうひとつ、数字として押さえておきたいのが採点対象外の設問です。65問のうち15問、約23.1%はスコアに影響しません。プロフェッショナルのSAP-C02は75問中10問(約13.3%)なので、DVA-C02のほうが約9.7ポイント高い比率です。本番でどれが対象外かは判別できないため、解いた手応えと結果がずれることがあります。
4分野それぞれの進め方は、AWS DVAの勉強法ロードマップで手順に落としています。
11月30日より先に来る締め切り——初回受験は11月16日まで
カレンダー上の期限は11月30日ですが、意識すべき日付はその2週間前にもうひとつあります。再受験の余地を残すなら、初回受験は11月16日までに終える必要があります。
AWSの規定では、不合格後14日間は同じ試験を再受験できません。11月16日に受けて落ちた場合、制度上の最短再受験日がちょうど最終日の11月30日になります。11月17日以降に初めて受けると、C02でのやり直しはありません。
ただし、これはあくまで制度上の逆算です。空き状況は会場や日時によって異なり、11月30日の受験枠を確保できる保証はありません。11月16日ぎりぎりに初回を置くより、もう少し前倒しするほうが安全です。なお2026年10月5日から11月30日までは56日、ちょうど8週間です。
受験回数そのものに上限はありませんが、毎回150 USDの全額がかかります。「とりあえず受けてみる」を2回繰り返すと、300 USDと14日間を消費して振り出しに戻る計算です。
DVAは改定、SAAは告知なし——併願する人の日程設計
今回の更新はAWS認定の一斉改定ではありません。2026年10月5日時点で公式ブログと各認定ページを確認すると、告知の有無がはっきり分かれます。
| 認定 | 現行 | 新版 | 登録開始 | 現行版の最終受験日 | 新版のGA開始 |
|---|---|---|---|---|---|
| Developer - Associate | DVA-C02 | DVA-C03 | 2026年10月27日 | 2026年11月30日 | 2026年12月1日 |
| Solutions Architect - Professional | SAP-C02 | SAP-C03 | 2026年10月27日 | 2026年11月16日 | 2026年11月17日 |
| Machine Learning Engineer - Associate | MLA-C01 | MLA-C02(ベータ) | 2026年9月1日(英語) | 2026年9月28日(英語) | ベータ提供開始 9月29日 |
| Solutions Architect - Associate | SAA-C03 | 改定告知なし | — | — | — |
DVAとの併願候補になりやすいSAA-C03には、現時点で改定の告知が出ていません。DVAとSAAを両方狙う人が期限に追われるのはDVA側だけ、ということになります。アソシエイト3資格の違いはSAA・DVA・SOAの比較で整理しています。
注意したいのはDVAとSAPを両方現行版で取りにいくケースです。DVA-C02で再受験を残せる初回受験の目安が11月16日、そしてSAP-C02の最終受験日も11月16日。性質の違う期限が同じ日に重なります。SAP側の日程と逆算はSAP-C03への改定とC02の最終受験日にまとめています。どちらかを前倒しするか、片方はC03で受ける前提に切り替えるかを早めに決めておくと安全です。
よくある質問
結局、DVA-C02の最終受験日は11月30日と12月1日のどちらですか
11月30日です。公開当初は認定ページのバナーが12月1日と表記していましたが、2026年10月5日時点ではバナーも公式ブログと同じ11月30日に修正されています。12月1日はDVA-C03の提供開始日です。
DVA-C03の出題範囲はどこまで公表されていますか
分野構成と配点は、AWS公式ブログですでに公表されています(開発30%・セキュリティ26%・テストとデプロイ22%・トラブルシューティングと最適化22%)。全タスクの詳細を載せた試験ガイドと対策リソースは、登録開始と同じ2026年10月27日に公開される予定です。
DVA-C03は日本語で受けられますか
受けられます。AWS公式ブログはDVA-C03の登録開始を「all languages(全言語)」と明記しており、現行のDVA-C02は日本語を含む6言語で提供されています。なお同時期に更新されるMachine Learning Engineer(MLA-C02)はベータが英語のみで、扱いが異なります。
取得済みのDVA認定は改定で無効になりますか
なりません。認定名はどの版で合格しても AWS Certified Developer - Associate で共通、有効期間は取得日から3年間です。試験の改定にともなって既存認定の有効期限が短縮されるという告知も出ていません。
C02の教材はC03で使えなくなりますか
大半は使えます。4分野の枠組みは維持され、配点もセキュリティは26%のまま、ほかの3分野が2〜4ポイント動くだけだからです。ただし、全分野にまたがるAI支援開発、AIのセキュリティ、コンテナの管理はC02の教材では手薄なので、C03対応の教材か公式の試験ガイドで補う必要があります。
まとめ
DVA-C03は外枠も配点も決まりました。130分・65問・合格720点・150 USDは据え置き、GA開始は12月1日。配点はトラブルシューティングが22%に増え、AIのセキュリティとコンテナが加わります。C02で取り切り、再受験の余地も残すなら、初回受験の目安は11月16日。ここまでに初回を受けておけば、制度上は最終日の11月30日に再受験できます。逆に開発32%・セキュリティ26%・デプロイ24%・トラブルシューティング18%のうち、まだ手をつけられていない分野が残っているなら、残り8週間で詰め込むよりC03の配点で組み直すほうが遠回りになりません。誤答した論点を一定間隔で再出題するのがSkillStackの復習機能です。この8週間を走ると決めたなら、同じ論点の取りこぼしを拾い直す用途で使えます。
参考サイト
- Certification updates from AWS Training and Certification: September 2026(AWS公式ブログ・取得日: 2026年10月5日)
- AWS Certified Developer - Associate(AWS公式・取得日: 2026年10月5日)
- AWS Certified Developer - Associate (DVA-C02) 試験ガイド バージョン1.3(AWS公式・取得日: 2026年9月2日)
- AWS Certified Solutions Architect - Professional(AWS公式・取得日: 2026年9月2日)
- AWS Certified Solutions Architect - Associate(AWS公式・取得日: 2026年9月2日)
- AWS認定 受験後のポリシー(AWS公式・取得日: 2026年9月2日)
