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CCNAとAWS資格どっちが先?目的別おすすめの選び方【2026】

(更新: 2026年7月7日7分で読めます
CCNAとAWS資格どっちが先?目的別おすすめの選び方【2026】

「未経験歓迎」のインフラ求人を眺めると、歓迎資格の欄に並ぶのは決まってCCNAとAWS認定です。どちらも欲しい。しかし学習時間はそれぞれ数百時間規模で、同時進行は現実的ではありません。結論から言えば、未経験から着実に力をつけるなら「CCNA→AWS」の順番が王道です。

理由は明快で、AWS学習で最初につまずくポイント(VPC・サブネット・ルーティング)は、CCNAで学ぶネットワーク基礎そのものだからです。ただし、目指す職種や使える時間によって、最適なルートは変わります。

読み終える頃には、2つの資格の守備範囲と難易度の違いを押さえたうえで、自分のタイプならどちらから始めるべきかを、30秒で引ける早見表つきで決められるようになります。

CCNAとAWS資格の違い|ネットワークとクラウド

まず、2つの資格がカバーする領域の違いを押さえましょう。CCNAは「ネットワーク」、AWS資格は「クラウド」の知識を証明するものです。

CCNA(ネットワーク)とAWS(クラウド)の領域の違いを示した図

CCNA(Cisco Certified Network Associate)は、ネットワーク機器最大手Ciscoが認定する資格で、ルーティングやスイッチング、TCP/IPといった通信の基礎を扱います。一方のAWS資格は、クラウドで圧倒的なシェアを持つAmazon Web Servicesの認定で、クラウド上でのサーバー構築や運用、ストレージ、ネットワーク(VPC)などを学びます。CCNAの概要はCCNAとは|難易度・受験料・合格点、クラウド入門資格のAWS CLFはAWS CLFとは|難易度・勉強時間・合格率で詳しく解説しています。

重要なのは、両者が無関係ではなく、ネットワークの基礎がクラウドの土台になるという点です。クラウド上で構築する際もネットワークの理解は欠かせません。やみくもに人気のクラウド側から飛び込むと、ネットワーク用語の壁で手が止まり、教材の序盤から進まなくなる——これが最も多い挫折パターンです。だからこそ、走り出す前に「どちらで土台を作るか」を決める必要があります。

結論:未経験はCCNA→AWSが王道

未経験からインフラ・クラウドを目指すなら、「CCNA→AWS」の順番がおすすめです。理由は次のとおりです。

  • 基礎から積み上げられる:ネットワークはサーバーやクラウドの構築・トラブル対応でも必須の土台。先に固めると応用が利く。
  • AWS学習でつまずきにくい:AWSのネットワーク(VPCなど)は、TCP/IP・サブネット・ルーティングの知識があると理解が格段に速くなる。
  • 難しい方を先に取ると後が楽:CCNAはAWS SAAより難易度がやや高いとされ、先に越えておくとクラウド学習がスムーズ。

より広い視点でのインフラ資格の順番はインフラエンジニアが取るべき資格10選も参考になります。なお、クラウドにまず触れて全体像をつかみたい場合は、入門資格のAWS CLF(基礎レベル)から始め、その後でCCNAやAWS SAAへ進むルートも選択肢になります。

難易度・勉強時間で比較

取得順を判断するうえで、難易度と勉強時間も重要な材料です。代表的な資格を比較しました。

CCNAとAWS主要資格の難易度と勉強時間を比較した図
資格領域・レベル勉強時間の目安
AWS CLF(Cloud Practitioner)クラウド入門比較的軽め(数十時間程度)
CCNAネットワーク・アソシエイト未経験で200〜300時間
AWS SAA(Solutions Architect Associate)クラウド・アソシエイト未経験150〜300時間/CCNAレベル経験者80〜120時間

CCNAとAWS SAAの難易度はほぼ同等とされますが、CCNAの方がやや高いとも言われます。CCNAは未経験〜初級から評価されやすく、AWS SAAは実務経験を積んでからより評価される傾向があります。注目したいのは、CCNAレベルの基礎があるとAWS SAAの勉強時間が80〜120時間程度に収まるケースもある点です。「CCNA→AWS」の順番は、合計の学習時間で見ても理にかなっています。

目的別|あなたに合うのはどっち

最適な選び方は、目指すキャリアによって変わります。以下を目安にしてください。

ネットワーク・インフラを軸にしたい → CCNAから

ネットワークエンジニアやインフラ運用を目指すなら、CCNAから始めるのが有力です。基礎を固めたうえで、上位のCCNPや、クラウド案件に強くなるためのAWSへ進むのが王道ルートです。

クラウドエンジニアを目指したい → まずCLF、土台にCCNA

クラウド志向でも、ネットワークの基礎は避けて通れません。クラウドの全体像をAWS CLFでつかみつつ、TCP/IPやサブネットの理解のためにCCNAレベルの知識を入れておくと、AWS SAA以降の学習が一気に楽になります。

とにかく早く成果がほしい → AWS CLFで小さく成功体験

学習時間を確保しにくく、まず1つ資格を取って自信をつけたい場合は、比較的取りやすいAWS CLFから始めるのも有効です。成功体験を作ってから、CCNAやAWS SAAなど本格的な資格に挑戦しましょう。

30秒で決める|タイプ別の取得順早見表

ここまでの判断材料を、状況別に1枚へまとめました。自分に最も近い行の順番で、学習計画を立ててください。

あなたの状況先に取るその次目安期間(合計)
未経験・ネットワーク/インフラ職志望CCNAAWS SAA約5〜7か月
未経験・クラウド職志望AWS CLFCCNA → AWS SAA約6〜8か月
IT実務ありでネットワークは未学習CCNAAWS SAA(80〜120時間程度で済む例も)約4〜5か月
まず1つ合格して弾みをつけたいAWS CLF手応えを見てCCNAかSAAへCLFまで1か月前後

目安期間は、CCNAに3〜4か月・AWS SAAに2〜3か月・AWS CLFに数十時間という本文の数字を組み合わせた概算です。学習時間を多く確保できる人は、そのぶん前倒しできます。

よくある質問

CCNAとAWSはどちらが難しいですか?

CCNAとAWS SAAはほぼ同等の難易度ですが、CCNAの方がやや難しいとされます。一方、AWSの入門資格であるCLFは比較的取りやすいレベルです。難しいCCNAを先に越えておくと、後のクラウド学習が楽になるという考え方が一般的です。

クラウド志望でもCCNAは必要ですか?

必須ではありませんが、推奨されます。AWSのネットワーク設定(VPCなど)はネットワークの基礎知識があるほど理解が速く、つまずきにくくなります。CCNAレベルのTCP/IP・サブネット・ルーティングの知識は、クラウドエンジニアにとっても大きな武器になります。

両方取るならどのくらいの期間が必要ですか?

未経験の場合、CCNAに3〜4か月、続けてAWS SAAに2〜3か月ほどが目安です。ただしCCNAで基礎を固めるとAWSの学習時間は短縮されるため、合計の負担は順番次第で変わります。無理のない計画を立てて進めましょう。

まとめ

CCNAとAWS資格はカバーする領域が異なり、未経験からは「CCNA→AWS」の順でネットワークの土台を先に固めるのが王道です。基礎があればAWS SAAの学習が80〜120時間程度に収まるケースもあり、遠回りに見える順番が合計では近道になり得ます。早く成功体験が欲しいならAWS CLFから入る道もあり、正解はあなたの目指すキャリア次第です。受験料だけで数万円かかる挑戦だからこそ、問題演習の習慣づくりは無料で始められるSkillStackで肩慣らしし、続けられる手応えを得てから教材に投資する順序が堅実です。早見表で自分の行を決めたら、あとは最初の1冊、最初の1問に着手するだけです。

参考サイト

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