高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 令和6年度 春期 午前I 問25
組込み機器のハードウェアの製造を外部に委託する場合のコンティンジェンシープランの記述として、適切なものはどれか。
選択肢を押すと答え合わせができます。
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【正解】エ
コンティンジェンシープランとは、災害、事故、供給停止などのリスクが実際に発生した場合に、被害を抑え、業務を継続又は早期復旧するための緊急時対応計画です。組込み機器の製造では、部品供給の途絶に備えて代替部品への切替手順、代替調達先、設計変更の承認方法、必要な安全在庫、担当者への連絡方法などを事前に定めます。このように、リスクが顕在化したときの対処計画を策定するエが適切です。発生を防ぐ施策だけでなく、発生後に誰が何をするかを具体化しておく点が重要です。
アの説明は誤りです。実績のある外注先を選んで問題の発生確率を下げることは、リスク低減策又は予防策です。発生後の対応を定めるコンティンジェンシープランではありません。
イの説明は誤りです。品質保証に関する条件、検査方法、責任分担などを契約で明確にすることは、委託管理や品質管理のための統制です。リスクの予防や責任の明確化には有効ですが、緊急時の対応計画そのものではありません。
ウの説明は誤りです。複数社の価格、品質、納期、技術力などを比較することは、調達時の委託先選定手続です。これは契約前の意思決定であり、リスク顕在化後の対応ではありません。
【ポイント】 リスク対応は、回避、低減、移転、保有などに分類できます。 コンティンジェンシープランは、リスクの発生を前提にした事後対応の準備です。発動条件、代替手段、責任者、連絡経路まで具体化します。
出典:令和6年度 春期 高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 午前I 問25
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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