MLA-C02へ更新|MLA-C01はいつまで受験可能か【2026】
「いま MLA-C01 の勉強を続けて、9月に間に合わなかったらどうなるのか」——AWS が MLA-C02 への更新を告知してから、そう身構えた人は少なくないはずです。結論から言うと、日本語で受けるつもりなら、よく引用される「2026年9月28日」という締め切りはあなたには適用されません。あれは英語で受験する人の期限です。
ただし、これは安心材料にはなりません。日本語版の期限は「MLA-C02 が一般提供されるまで」と定められていて、その日付が公表されていないからです。つまり英語受験者の期限は確定、日本語受験者の期限は未確定。締め切りが見えないぶん、判断が難しいのはむしろ後者です。
この記事では、AWS が公式に確定させた日程と、まだ誰にも分からない部分をはっきり切り分けます。読み終えたときには、「C01 で駆け抜ける」「C02 を待つ」のどちらが自分の状況に合うかを、勉強の進み具合と受験言語から逆算して決められます。
MLA-C02の更新で確定した日程——公表されたのは4つだけ
AWS が現時点で明らかにしたのは、日程に関する4つの事実だけです。出題範囲でも、新サービスの追加でもありません。公式ページの告知文はごく短く、次の内容に尽きます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| MLA-C02 の登録開始 | 2026年9月1日 |
| MLA-C01(英語)の最終受験日 | 2026年9月28日 |
| MLA-C01(日本語・韓国語・簡体字中国語) | MLA-C02 の一般提供まで受験可能(日付は未発表) |
| ベータ試験 ME1-C02 | 英語のみ。一般提供時は英語・韓国語・日本語・簡体字中国語で提供 |
注目すべきは、AWS が「9月1日に詳しい情報を掲載する」と予告している点です。裏を返せば、出題範囲・試験ガイド・対策教材のすべてが、その日まで公開されません。9月1日は登録が始まる日であると同時に、受験者が中身を初めて知る日でもあります。
ここで多くの人が手を止めます。範囲が変わるかもしれない試験を、いま何から勉強すればいいのか。教材を買い足すべきか、いったん止めるべきか——判断材料が出そろわないまま、学習そのものが止まってしまうパターンです。この足踏みが、実は一番もったいない。理由は後述しますが、まずは日本語受験者だけに与えられた条件を正確に押さえておきましょう。
日本語受験者だけにある「延長戦」——英語との非対称を読み解く
日本語版と英語版では、MLA-C01 の「終わり方」そのものが違います。英語版は2026年9月28日という日付で切れます。対して日本語版は「MLA-C02 が一般提供されるまで」という条件で切れる。日付ではなく条件で決まる——この違いは AWS の日本語ページにも明記されており、解釈の余地はありません。
もう一つ、日本語話者にとって見落とせない制約があります。ベータ試験 ME1-C02 は英語のみで実施され、日本語での提供は一般提供の開始後です。新版をいち早く受けて先行者になる、という選択肢は日本語受験者には事実上ありません。
この2つを重ねると、日本語受験者がいつまで C01 を受けられるのかが読めてきます。新版はまず英語のみのベータとして走り、その後に一般提供へ移る。ベータを挟む以上、一般提供が9月28日の直後に来る展開は考えにくく、日本語版 C01 にはもう少し猶予が残る公算が大きい——ただし、ここから先は編集部の見立てであって、AWS が明言した事実ではありません。確定しているのは「終了条件が英語と違う」ことだけで、「何月まで受けられる」は誰にも言えない。それが今の状況です。
「MLA-C02の変更点」を今書ける人はいない——手がかりは現行C01の4分野
MLA-C02 の出題範囲を語る記事を見かけたら、いったん疑ってください。2026年7月時点で AWS は試験ガイドを公開しておらず、分野構成も配点も世に出ていません。「生成AI が強化される」「Bedrock の比重が上がる」といった説明は、現時点ではすべて推測です。確度の高い情報が出るのは9月1日、AWS の公式ページからです。
とはいえ、手がかりがゼロというわけでもありません。現行 MLA-C01 の分野構成は、この認定が何を測ろうとしているかを示しています。認定名が変わらない以上、測る対象の骨格が丸ごと入れ替わることは考えにくい——これは現行版からの推測ですが、手を動かす方向を決めるには足ります。まずは現行の配点を押さえておきましょう。
| 分野 | 配点(採点対象) |
|---|---|
| 第1分野: 機械学習(ML)のためのデータ準備 | 28% |
| 第2分野: MLモデルの開発 | 26% |
| 第3分野: MLワークフローのデプロイとオーケストレーション | 22% |
| 第4分野: MLソリューションのモニタリング、メンテナンス、セキュリティ | 24% |
4分野が28・26・24・22%と、ほぼ均等に割られている点に注目してください。データ準備からモデル開発、デプロイ、運用・セキュリティまでを平らに問う設計です。特定分野に山を張れない代わりに、どこを勉強しても無駄になりにくい。少なくとも C01 対策としては、偏らせない学習が要求されます。それが C02 でも同じかどうかは、9月1日の公式発表を待つほかありません。MLA という認定の位置づけや難易度そのものを整理したい人は、AWS MLA・DEAの難易度と出題範囲もあわせて確認しておくと、C01 と C02 の差分を追いやすくなります。
試験の形式面も押さえておきましょう。AWS の試験ガイドによると、MLA-C01 は130分・65問(うち採点対象50問、未採点15問)、受験料150 USD、合格ラインは100〜1,000のスケールドスコアで720です。出題形式は択一・複数選択に加え、順序(3〜5個の手順を正しく並べる)とマッチング(3〜7個の項目を対応付ける)を含みます。日本円での請求額は申込画面の表示を確認してください。
C01で受けるか、C02を待つか——3タイプ別の判断フロー
迷ったら、勉強の進み具合と受験言語の2軸で決めてください。「新しい版のほうが価値が高そう」といった感覚で選ぶと、たいてい遠回りになります。認定名は MLA-C01 でも MLA-C02 でも「AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate」で共通です。版番号は認定名に出ません。
| あなたの状況 | おすすめの選択 | 理由 |
|---|---|---|
| すでに学習を進めていて、夏のうちに仕上がる | C01 で受け切る | 教材・試験ガイド・過去の受験記がすべて揃っている。C02 は9月1日まで対策情報が存在しない |
| これから学習を始める/日本語で受験する | C01 を狙いつつ9月1日の発表を確認 | 日本語版は一般提供まで残る。ただし期限が未発表のため、発表後に慌てない前倒しの計画が要る |
| 受験は年末以降になりそう | C02 を前提に、いまは土台づくり | 日本語版 C01 が年末まで残る保証がない。4分野の土台は C02 でも生きる公算が大きい |
過去の版更新と並べると、今回の運びの特徴が見えます。AWS がセキュリティ認定を SCS-C02 から SCS-C03 へ更新した際は、ベータを挟まず、登録開始・旧版終了・新版開始が数週間のうちに連続しました(AWS Security新版SCS-C03の変更点で経緯を整理しています)。今回はベータが入るぶん、一般提供までの間隔は開きやすい。日本語版 C01 の窓も、その間は開いたままです。とはいえ、窓が閉じる日は予告なく確定します。前倒しできる人が前倒ししておくのが、いちばん取り回しの利く構えです。
失敗パターンははっきりしています。「C02 の情報が出るまで勉強を止める」。これが一番損をします。9月1日に範囲が判明してから学習を始めれば、日本語で受けられる C01 の窓が閉じかけている頃にスタートを切ることになり、C02 の対策教材が出そろうまでさらに待たされます。手が止まっている数週間に、データ準備とモデル開発だけで54%——過半を占める土台が積めた、という結末は避けたいところです。
よくある質問
MLA-C01 で取得した認定は、C02 が出たら無効になりますか
なりません。AWS 認定は取得日から3年間有効と公式に定められており、版の切り替わりを理由に既存の認定が失効するという規定は示されていません。認定名にも版番号は含まれないため、AWS 認定としては C01 合格も C02 合格も同じ資格名で扱われます。ただし3年後の再認定では、その時点の最新版を受けることになります。
ベータ試験 ME1-C02 を日本語で受けられますか
受けられません。AWS はベータ試験を英語のみで実施すると明記しています。日本語・韓国語・簡体字中国語での提供は、一般提供の開始後です。日本語で新版を受けたい場合は、一般提供を待つ必要があります。
MLA-C02 の出題範囲はどこで確認できますか
2026年7月時点では公開されていません。AWS は公式ページで「9月1日に MLA-C02 の試験と対策リソースについての情報を掲載する」と予告しています。それ以前に出回っている「C02 の変更点」は推測に基づく内容なので、教材の購入判断には使わないことをおすすめします。
英語で受ければ9月28日以降も C01 を受けられますか
いいえ、逆です。英語での MLA-C01 は2026年9月28日が最終受験日です。日付で期限が区切られているのは英語だけで、日本語・韓国語・簡体字中国語は MLA-C02 の一般提供まで継続します。英語版のほうが先に日付で締め切られる点に注意してください。
まとめ
いま確定しているのは、9月1日に MLA-C02 の登録と情報公開が始まること、英語の MLA-C01 が9月28日で終わること、日本語版は日付ではなく「C02 の一般提供」という条件で終わること。この3つだけです。範囲の議論はまだ誰にもできません。だからこそ、情報を待つ側ではなく、待っている間に手を動かす側に回った人が有利になります。分野配点が28・26・24・22%とほぼ均等な以上、いま積んだ土台はどちらの版でも効きます。範囲が固まる前に演習量を稼ぐなら、机に向かえる時間だけを当てにしないほうが現実的です。SkillStack では間違えた問題や定着しきっていない問題が間隔をあけて出題されるので、通勤の10分をそのまま復習に変えるといった積み上げ方ができます。9月1日、公式ページを開くときに「あとは差分を埋めるだけ」の状態で迎えられれば、この更新はリスクではなく追い風になります。
参考サイト
- AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate(AWS 公式・英語/取得日: 2026年7月17日)
- AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate(AWS 公式・日本語/取得日: 2026年7月17日)
- AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate (MLA-C01) 試験ガイド(AWS ドキュメント/取得日: 2026年7月17日)
- AWS 認定 再認定ポリシー(AWS 公式/取得日: 2026年7月17日)
- Coming Soon to AWS Certification(AWS 公式/取得日: 2026年7月17日)
