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CCNA改定2027|変更点・新試験範囲・いつからを解説

(更新: 2026年7月7日11分で読めます
CCNA改定2027|変更点・新試験範囲・いつからを解説

CCNA改定2027|変更点・新試験範囲・いつからを解説

「いまCCNAの勉強を始めたら、改定で無駄になるのでは?」——2026年5月にCiscoがCCNA改定を正式発表して以来、この不安で足を止めている受験検討者が少なくありません。結論から言うと、新試験の提供開始は2027年2月3日で、現行のCCNAはそれまで有効です。Cisco公式も「いま勉強中の人は方向転換の必要はない」と明言しています。

今回の改定は、Cisco自身が「2019年以来はじめての大型ブループリント改定」と位置づける節目です。出題範囲(ブループリント)は2026年5月20日にすでに公開されており、ネットワークインフラ・トラブルシューティング・セキュリティ・AIの4本柱を軸に、暗記より実践力を問う試験へと生まれ変わります。

読み終える頃には、変更点とスケジュールを正確に押さえたうえで、「現行を受けるか、2027年版に備えるか」を自分の学習状況に当てはめて決められるようになります。判断に使える分岐表も用意しました。

CCNA改定とは?2027年2月の新試験で何が変わるのか

今回のCCNA改定で最初に押さえるべきは、施行までの「タイムライン」です。Cisco公式によると、新しい出題範囲(ブループリント)は2026年5月20日に公開済みで、刷新された試験そのものは2027年2月3日から提供が始まります。出題範囲の公開から試験開始まで意図的に長い準備期間が設けられており、現行のCCNAは新試験が有効になるまで存続します。いますぐ手元の学習を止める必要はありません。

位置づけとしては、これがCCNAにとって2019年以来の大型改定にあたります。2019年に発表され2020年に施行された再編で専門分野別の試験が200-301へ統合されて以降、2024年8月のv1.1でAIや自動化の要素が一部加わりました。そして今回、AI時代のネットワーク運用を反映する大きな見直しが行われる、という流れです。世界190か国・180万人以上が取得してきた入門資格を、現場で「即戦力」であり続けられる内容へ更新する狙いがあります。

CCNA改定の歴史と2027年新試験までのスケジュール年表

改定の方向性は、ネットワークエンジニアを「オペレーター(操作者)」から「オーケストレーター(自動化やAIをまとめて使いこなす調整役)」へと引き上げることです。コマンドを暗記して打つスキルだけでなく、設計・セキュリティ・問題解決・AI活用を横断的に扱える人材が求められます。学習・評価の方法も見直され、実機ラボなどハンズオンの比重が高まり、知識を覚えているかではなく手を動かして解決できるかが試される試験になります。

「2026年2月3日のCCNA関連の変更」とは別物

ここで混同しやすいのが、2026年2月3日に行われた別のポートフォリオ再編です。従来のDevNet系がCCNA/CCNP/CCIE Automationへ、CyberOps系がCCNA/CCNP Cybersecurityへと、CCNAの枠組みのもとに統合されました。これは単なる名称変更にとどまらず、試験内容の更新も伴っています。とくにAutomation(旧DevNet)トラックは、AI対応ネットワーキングやInfrastructure as Code、マルチベンダーのプログラマビリティを重視する形で試験・教材が大幅に更新されました(既存の認定保有者は自動的に新名称へ移行)。これと、今回の200-301(ネットワーク本体)のブループリント改定は、別の出来事として整理しておきましょう。

とはいえ、改定発表を受けて多くの受験検討者がつまずくのが、「いま勉強している教材や計画は、新しい範囲に対応しているのか」という不安です。古い情報のまま走り出すと、ムダな遠回りや学び漏らしにつながります。まずは公開済みの新ブループリントと現行範囲の違いを把握し、自分が「現行を受けるのか/新版に備えるのか」を最初に決めることが、最短ルートの第一歩になります。

改定後のCCNA新ブループリント|4本柱と主な変更点

新しいCCNAは、4つの柱(ピラー)を軸に再設計されています。これらの柱は独立した分野というより、互いに重なり合いながら現代のハイブリッドかつAI駆動のネットワーク環境を反映するものです。各柱の内容と狙いを整理します。

改定後CCNAを支える4つの柱を示すインフォグラフィック
4本の柱 主な内容 改定の狙い
ネットワークインフラ スイッチング・ルーティングなどネットワークの土台 基礎をあらためて固める
トラブルシューティングと問題解決 各領域での診断・切り分け・問題解決 暗記より「現場で直せる力」を重視
セキュリティ・ファーストの思考 セキュリティを設計・運用の全体に組み込む 後付けでなく前提として扱う
ネットワーク運用におけるAIの役割 運用・管理におけるAIの位置づけと活用の理解 AI時代の運用スキルを土台に

特に注目すべきは、トラブルシューティングが柱の一つとして明確に位置づけられた点です。従来は知識の確認に寄りがちだった評価が、問題を切り分けて解決する実践力の確認へとシフトします。セキュリティも独立した一領域ではなく「全体に通底する考え方」として扱われ、AIはネットワークの設計・管理・運用にどう関わるかという観点で問われます。出題範囲の細目(ドメインや配点など)は2026年5月20日に公開されているため、最新の正確な内容はCisco公式の出題範囲で確認してください。

いつから?現行CCNAを今受けるべきか、2027年版を待つべきか

結論から言えば、2026年内に受験できる水準まで学習が進んでいる人は現行を受け切り、これから始めて完走に半年以上かかりそうな人は新ブループリント前提で計画する——これが基本の考え方です。まず、判断材料となる公表済みのスケジュールを整理します。

時期 内容
2019年(発表)・2020年(施行) 専門分野別の試験を200-301へ統合(前回の大型改定)
2024年8月 v1.1:AI・自動化の要素を一部追加
2026年5月20日 新試験の出題範囲(ブループリント)公開/Cisco U.で無償の準備教材を提供開始
2027年2月3日 新CCNA試験の提供開始(現行試験は前日まで有効)

Cisco公式は、現行CCNAを「IT認定のグローバルな基準であり続ける」とし、新試験が始まるまで有効だと明言しています。すでに学習が仕上がっている方は、無理に待たず現行試験を受けて取得してしまうのが合理的です。取得した認定は有効期限(3年・継続教育で更新可)まで価値を保ちます。一方で、これから長期スパンで学び始める方は、公開済みの新ブループリントを意識し、トラブルシューティングや実機ラボ、AIの役割理解に早めに慣れておくと、2027年版へスムーズに移行できます。

あなたはどっち?現行受験か2027年版待ちかの判断分岐

同じ「受験検討中」でも、置かれた状況で最適解は変わります。自分に最も近い行から結論を引いてください。

あなたの状況 結論 理由
学習が半分以上進み、2026年内に受験できそう 現行200-301を受け切る 合格すれば認定は3年間有効。改定をまたいでも価値は変わらない
転職・社内要件などで2026年中に資格が必要 現行一択 締切から逆算し、残り期間を模試と弱点の解き直しに配分する
これから学習を始め、完走まで6か月以上かかりそう 新ブループリント前提で計画 基礎・ルーティングなど土台は新旧共通。ラボ演習とAIの役割理解を早めに組み込む
急ぐ理由がなく、実務で使える力を優先したい 2027年版を待つのも選択肢 ハンズオン重視の新試験は、実践力の証明としての説得力が増す見込み

CCNAはインフラエンジニアの登竜門でもあります。ネットワーク以外も含めて土台を作りたい方は、インフラエンジニアが取るべき資格10選とロードマップもあわせて確認すると、改定の有無に左右されにくい学習計画を立てやすくなります。

現行CCNA(200-301)の試験範囲・受験料・形式

2027年2月までは、現行のCCNA(200-301)が有効な試験です。これから受験する多くの方が当面向き合うのはこちらなので、基本情報を整理します。

項目 内容(現行・〜2027年2月)
試験コード 200-301(新試験の正式コード・名称は公式の出題範囲で要確認)
試験時間 120分
出題形式 選択(単一・複数)/ドラッグ&ドロップ/シミュレーション など
合格点 1000点満点中おおむね825点前後が目安(合格点は公表されず変動の可能性あり)
受験料 2026年初時点で日本円バウチャーは税抜42,600円程度(300米ドル。税・為替により日本円額は変動)
申込先 ピアソンVUE(テストセンター/オンライン受験を選択可)

現行の出題は6分野(ネットワークの基礎20%、ネットワークアクセス20%、IPコネクティビティ25%、IPサービス10%、セキュリティの基礎15%、自動化とプログラマビリティ10%)で構成されます。受験料や合格点は時期・為替で変動するため、申し込み前に必ず公式サイトで最新の金額・条件を確認してください。範囲が広いぶん、日々の学習をどう積み上げるかが合否を分けます。働きながら時間を捻出する工夫は社会人がIT資格の勉強時間を作る方法も参考になります。

よくある質問

新しいCCNAはいつから始まりますか?

新しいCCNA試験の提供開始は2027年2月3日です。出題範囲(ブループリント)は2026年5月20日に公開され、無償の準備教材も同時期(2026年5月)から提供が始まり、2027年2月の試験開始まで順次拡充されます。現行試験は新試験が始まる前日まで有効です。

いまのCCNAの勉強は無駄になりますか?

無駄にはなりません。現行のCCNAは2027年2月まで有効で、Cisco公式も「現行版を勉強中の人は方向転換の必要はない」と明言しています。準備が整っているなら、現行試験を受けて取得してしまうのも有力な選択肢です。

改定で何が一番変わりますか?

新CCNAは、ネットワークインフラ・トラブルシューティングと問題解決・セキュリティ・ファーストの思考・AIの役割理解という4つの柱で再設計されます。暗記中心から実践重視へと比重が移り、実機ラボなどハンズオンの学習・評価が増えるのが大きな特徴です。

2026年2月のCCNA関連の変更とは別ですか?

別の出来事です。2026年2月3日の変更は、DevNet系・CyberOps系をCCNA/CCNP/CCIEの「Automation」「Cybersecurity」として統合する再編で、名称だけでなく試験内容の更新も伴いました(とくにAutomationトラックは大幅更新)。今回の200-301(ネットワーク本体)のブループリント改定とは切り分けて理解しましょう。

試験コードは変わりますか?

2026年5月時点で、Cisco公式は新試験の正式な試験コードを明確には示していません。コミュニティでは便宜的に「CCNA v2.0」と呼ばれることがあります。正式なコード・名称・出題範囲の細目は、公開済みの公式出題範囲で必ず確認してください。

まとめ

今回のCCNA改定は、2019年以来の大型見直しです。新試験の提供開始は2027年2月3日、出題範囲は2026年5月20日に公開済みで、現行試験はそれまで有効です。新ブループリントはネットワークインフラ・トラブルシューティング・セキュリティ・AIの4本柱で再設計され、暗記よりも実践力を問う方向へとシフトします。

改定期に振り回されない最善の方法は、「現行を受けるのか/2027年版に備えるのか」を判断分岐表で早めに決め、それに合った教材で学習計画を固めることです。現行で受け切ると決めたなら、SkillStackの間違えた問題を間隔をあけて自動で再出題する復習機能を頼りに、試験日までに弱点を一つずつ消していく進め方が改定期の不安を減らしてくれます。数値や日程は更新される可能性があるため、最新情報はCisco公式で確認しましょう。

参考サイト

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